ネズミの映画ブログ

あらすじと感想を書いています!

「パイレーツオブカリビアン 生命の泉」の感想 前作の方が面白かった!

 シリーズ第4弾「パイレーツオブカリビアン 生命の泉」を見ました。

あらすじ

 ロンドンにギブスジャックはいた。英国王に捕まり、かつて海賊だったバルボッサが英国海軍に変わり、目の前に現れる。
 その後、ジャックは逃げるが昔愛していた女海賊アンジェリカに再会する。彼女は父であり、海賊である黒ひげの為に、“生命の泉”を目指しており、ジャックはその旅に協力させられる。

 永遠の命を狙う海賊黒ひげ、黒ひげに復讐したいバルボッサ、永遠の命という異教の対象を破壊しようとするスペイン海軍、そしてジャックとアンジェリカ。“生命の泉”にそれぞれの思惑が錯綜する。

感想

 シリーズ第3弾までとは殆ど違うメンバーになっていて、少し新鮮でした。個人的には、ペネロペ・クルスさんが好きなので、見て良かったです。内容は少し複雑になっていますが、以前までの方が面白いように感じました。勿論、笑えるシーンや戦闘シーンもありました。しかし、監督が代わったからなのか、前作のワールドエンドの方が面白かったです。

「パイレーツオブカリビアン ワールドエンド」の感想 2度見ても面白い!

 シリーズ第3弾「パイレーツオブカリビアン ワールドエンド」を見ました。

あらすじ

 捕えられた海賊が次々と処刑される中、 処刑台へ向かう少年は、海賊長達による評議会開催を知らせる“招集の歌”を歌った。
 海賊長の1人であるバルボッサは復活し、エリザベスウィルと共に“デイヴィ・ジョーンズの墓場”からブラックパール号と共にジャックを救出。

 ジョーンズベケットに心臓を取られていた為、ベケット支配下にあった。ベケット一行は、評議会を目指し出向した。
 海賊の拠点である難破船島では、ベケットに対抗する為、9人の海賊長達の評議会が開かれた。
 ジョーンズにウィルとエリザベスが対抗するが、ウィルが瀕死の状態になる。ジョーンズの心臓をウィルが剣で刺し、倒し、永遠の命を手に入れる事が出来た。その代償にフライング・ダッチマン号の船長となり、海の死者をあの世へ送る役目を永遠に行わなければならない。さらに、10年に1度しか陸に上がれず、役目を怠れば化け物になってしまう。

 ブラックパール号とフライング・ダッチマン号がベケットの乗船しているエンデヴァー号を挟み撃ちにし、ベケット共々、海の藻屑とした。
  ウィルはエリザベスに自分の心臓の入った箱を託し、役割を果たす為、新たに舵取り係となった父ビルと共にフライング・ダッチマン号で海へ旅立つ。10年後、エリザベスはヘンリーと水平線を見つめていた。日没とともに水平線に緑色の光が走ると、 ウィルが乗るフライング・ダッチマン号が現れる。

感想

 レンタル屋へ行き、パイレーツオブカリビアンを最後まで見たっけ?と思い、1部から借りたのですが、この3部までは見た事を明確に思い出しました。
 2度見ても面白い!
 ジャックがバルボッサに対抗し、船の指示をものまねしたり、望遠鏡を長くしたり、笑えるシーンもある。そして、ブラックパール号とフライング・ダッチ号が大渦の中、戦闘シーンは迫力があり、圧巻でした。
 最後、バルボッサにブラックパール号を奪われますが、ジャックは“生命の泉”をくり抜いている所は、ジャック・スパロウというキャラがちゃっかりしている事が、よく分かるラストでした。

「パイレーツオブカリビアン デッドマンズチェスト」の感想 ジャックはやっぱり面白い!

 今回はシリーズ2作目の「パイレーツオブカリビアン デッドマンズ・チェスト」を見ました。

あらすじ

 結婚を目前に控えたウィルエリザベスだったが、 東インド貿易会社のベケット卿によって、ジャックを自由にした罪で逮捕される。
 ベケットは、ウィルにジャックの持つコンパスを持ってきたら、ジャックを無罪にすると話す。ウィルはジャックを探しにトルトゥーガへ向かう。一方、ジャックは船内でウィルの父であるビルと再会する。ビルは、ジョーンズ船長のフライング・ダッチマン号の乗組員をしていた。ジョーンズとジャックの契約期限が近づいた為、ジョーンズがジャックの命を狙っている事を伝える。

 ウィルは、ジャックにコンパスを要求する。だが、ジャックは布に描かれた鍵を見せて、鍵が見つかればエリザベスは助けられると言われ、船をダルマのいる川の上流に向ける。その鍵は、ジョーンズの心臓が入った箱「デッドマンズ・チェスト」の鍵で、ジョーンズが持っている事を知る。
 ウィルがフライング・ダッチマン号で人質となる。ジョーンズの顔から生えている足の中に鍵を隠している事を知ったウィルは、ジョーンズが寝ている間に鍵を奪って船から逃げ出す。
 コンパスが指し示す島にブラックパール号が到着し、落ちぶれたノリントンがチェストを掘り出す。そこにウィルもやって来る。身分を取り戻そうとするノリントン、 父を助けようとするウィル、ジョーンズとの契約をなしにしたいジャックの3人が、 チェストを巡って剣で戦いを始め、チェストの鍵を奪い合う。

 ジャックが鍵を手に入れ、チェストから取り出した心臓を土のビンの中に入れてボートに置く。だが、その後にノリントンがやって来て心臓を持っていく。その事に気付かないまま、 ジャック達はブラックパール号で出航する。
 しかし、ブラックパール号はクラーケンに襲われる。クラーケンの狙いは、ジャックだと気付いたエリザベスは、 ジャックに手錠でマストに繋ぎ、置いて行ってしまう。ジャックは剣を持って、クラーケンの口の中に突っ込んでいく。

 ジョーンズの心臓を持って、ノリントンベケット卿の前に現れる。一方、ウィル、エリザベス、ブラックパール号の乗組員たちは、ダルマの元に向かう。ジャックを失って落ち込む一同だったが、ダルマはジャックを助ける方法があると話す。そんな一同の前に死んだはずのバルボッサが姿を現し、話が終わる。

感想

 1作目よりも笑えるシーンがあり、特にジャックが部族に神として称えられ、丸焼きにされそうなシーンはとても面白かったです。戦闘シーンもクラーケンと戦ったり、壊れた水車の中で3人が鍵を取り合うシーンは本当に面白かったです。

「クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」の感想 結構笑える!

 ゴールデンウィーク初日、「クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」を見に行きました。

あらすじ

 妊婦の屈祖隠(へそがくし)ちよめと5才の珍蔵が忍者の里から逃げてきた。野原家に2人は訪れ、5年前にみさえと同日に同じ病院で子供を産んだが、病院のミスで取り違えが起きてしまったと同行していた病院の医院長が言う。あまりの事に動揺するひろしとみさえだったが、ちよめの強引な理屈で一晩泊める事に。その夜、ちよめを追って来た忍者達が襲撃し、ちよめとしんのすけが捕まる。

 忍者の里に連れ去られたしんのすけは、地球のエネルギーが噴き出す地球のへその存在と、屁祖隠家がもののけの術でへその栓を守る役目を担ってきた事を知る。
 一方、しんのすけとちよめがいなくなった事に気付いたひろしとみさえは、珍蔵から事情を聞き出し、しんのすけが持って行ったみさえのスマートフォンの位置情報を頼りに忍者の里を目指す。
 その後、地球のへその栓が外れ、珍蔵としんのすけしんのすけの友達4人がもののけの術を使い、地球のへそに栓をするのであった。

感想

 ゴールデンウィーク初日で雨だった事もあるのか、映画館は満席でした。親が子供に想う気持ち、子供が親を想う気持ちが野原家も屁祖隠家も、それぞれ違う環境ですが、家族愛が表現されていて、感動しました。クレヨンしんちゃんは下品なネタが多く、子供にあまり見せなくない番組になっていますが、子供の時にしか楽しめない所もあり、自分は子供が楽しんでくれるなら別にいいと思います。

「パイレーツオブカリビアン 呪われた海賊たち」の感想 シンプルに面白い!

 今回は「パイレーツオブカリビアン 呪われた海賊たち」(シリーズの中では最初)を久しぶりに見ました。

あらすじ

 スワン総督の娘エリザベスは、子供の頃に漂流から救助された少年ウィル・ターナーが身につけていた黄金の金貨をずっと隠し持っていた。青年になったウィルは、スワン総督の家へ剣の鍛冶屋といて、出入りしていた。

 そんなある日、キャプテン・ジャック・スパロウという海賊が現れるが、逮捕されてしまう。
 その日の夜、呪いのかけられたバルボッサ率いる海賊たちがエリザベスが所持している黄金の金貨を奪う為、エリザベスを捕まえる。
 ウィルはエリザベスを助ける為、ジャックはバルボッサに取られた海賊船ブラックパール号を取り返す為、バルボッサ一味を追い掛ける。
 バルボッサ一味との戦いに勝利したウィルはエリザベスと結ばれ、ジャックはブラックパール号を取り返すのだった。


感想

 シンプルに面白いです。ジョニー・デップさん演じるジャックは、ウィル達の味方なのか、敵なのか、よく分からない役で、そこを考えても面白い設定です。勿論、海賊なので、嘘や裏切りはするのですが、何故か憎めません。
 オーランド・ブルームさんが演じるウィルも格好良かったです。自分としては、キーラ・ナイトレイさんがタイプの女性で、綺麗な人だなぁと思いながら、見ていました。

「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021」の感想

 今回は「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021」を子供と一緒に映画館で見てきました。

あらすじ

 夏休みのある日、のび太が拾った小さなロケットの中から、手のひらサイズの宇宙人パピが現れる。パピは、ピリカ星の反乱軍から、地球に逃げてきた。そこで、のび太達はパピと共に、反乱軍に立ち向かうストーリーになっている。

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感想

 ドラえもんの映画は、大人になって見ても、やはり感動しました。パピは10才で、ピリカ星の大統領。責任感があり、反乱軍に1人で立ち向かう姿は勇敢で、同じ大統領のプーチンとは大違い。
 パピのスピーチに、震え上がる想いが市民だけではなく、何故か自分も立ち上がろうとしました。それだけ、映画に気持ちが入り込んでいました。
 のび太も、いつもは全然頼りない存在ですが、映画では自分も少しは役に立ちたいという想いがあり、パピの頼もしい仲間でした。
 意外だったのはスネ夫。最初は怖がって、逃げようとしていましたが、その怖さを克服し、しずかちゃんと一緒に反乱軍の戦闘機をやっつける姿は、格好良かったです。
 のび太達がパピと共にピリカ星を守れて、本当に良かった!良かった!

「フォレストガンプ」の感想 心温まる素敵な映画!

どうも、ネズミです。
 1995年のアカデミー賞作品賞に輝いた「フォレストガンプ」を見ました。

あらすじ

 アラバマ州に住むフォレスト・ガンプは普通の子供よりも知能指数の低い少年であった。入学初日、スクールバスでジェニーという女の子に出会い、恋に落ちる。

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 ベトナム戦争が始まった頃、大学を卒業したフォレストは、アメリカ陸軍に入隊する。志願者が集う新兵訓練所へ行きバスに乗り込む際、同じアラバマ州出身のアフリカ系アメリカ人であるババと、親友になる。ババの家族は、代々エビ漁で生計を立て、自身も軍隊生活で得た資金で、エビ漁師になる事を夢見ていた。訓練後、ベトナムに出征する事となったフォレストは、ストリップ劇場で働いていたジェニーに出征する旨を打ち明け、しばしの別れを告げる。
 戦地では、ダン中尉が指揮する小隊へ配属される。進撃を続けていた小隊だが、雨季が明けた日に敵の待ち伏せに遭い、窮地に追い込まれる。フォレストは負傷したダン中尉を始めとする戦友達を安全な場所へと運び出す。しかし、ババは「うちに帰りたい」と言い残し、死亡する。

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 その後、負傷したフォレストとダン中尉は病院で手当てを受ける。 療養中の暇潰しに卓球を始めたフォレストは、瞬く間に才能を発揮し、卓球全米チームに入るべく帰国した。
 除隊後、フォレストは卓球で得た資金で、「ババ・ガンプ・シュリンプ」を設立し、亡き親友ババとの約束を叶える。
 設立後、しばらくしてダン中尉も加わるが、エビが全然捕まらなかった。ある夜、ハリケーンが発生し、港に留まっていた他のエビ漁船は全て大破するが、たまたま沖へ出ていたフォレストの漁船だけは、無事に戻る。それから大漁が続き、人生に絶望していたダン中尉も希望を取り戻し、やがては大きな会社へと成長する。
 しかし、たった1人の家族だった母親を癌で亡くし、フォレストは孤独な日々を過ごす。

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 ある日、家にジェニーが現れ、数年ぶりの再会を果たす。フォレストは、ジェニーを愛し続ける。いつしか2人は幸せな日々を過ごす。だが、幸せな人生が怖くなったジェニーは、ある朝フォレストに黙って家を出ていく。
 数日ほど放心した後、訳もなく走りたくなったフォレストは、同棲中にジェニーより贈られたスニーカーを履いて、ひたすら走り続ける。やがて、フォレストは走るのをやめるが、テレビで知ったジェニーから、彼のもとへ手紙が届く。
 ここから物語は現在に戻る。フォレストは、ジェニーが待つアパートへ行く。そこに、フォレストと同じ名前のジェニーの息子が帰宅し、ジェニーは彼がフォレストと自分の子供であると告げる。その後、ジェニーから原因不明の不治の病に罹っていると告白され、フォレストは、自分の思いを伝え、2人は結婚式を挙げる。

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 ほどなくしてジェニーは亡くなり、 フォレストは、幼少の頃一緒に過ごした木の下に彼女を埋葬する。そして、嫌な思い出がつまったジェニーの生家を取り壊す。最後はフォレストが、かつての自分のように、息子をスクールバスで小学校へ送り出した。

感想

 フォレストのジェニーに対する一途な想いが実を結ばれ、見ているこちらまで幸せな気持ちになりました。ジェニーは病気で亡くなりますが、フォレストは間違いなく、良いパパになってくれると安心して死んでいったのだと思います。
 フォレストは真っ直ぐに育ち、要所要所でフォレストを理解し、守ってくれる人がいて、面白いなぁと感じました。フォレストの才能を利用しようと思えば、母親やジェニー、ババ、そして、ダン中尉は私欲で、お金を騙し取れました。しかし、この人達が人の道を踏み外さない芯を持った人達で、みんな尊敬の出来る人です。
 最後に、この映画は自分が1番好きな「ショーシャンクの空に」が作品賞に負けたのも納得出来ます。後世に残すべき映画だと思います。