ネズミの映画ブログ

あらすじと感想を書いています!

「ミナリ」の感想 シンプルに面白かった!

 今回は2021年アカデミー賞作品賞にノミネートされた「ミナリ」を見ました。

あらすじ

 1980年代、農業で成功する事を夢みる韓国系移民ジェイコブは、アメリカのアーカンソー州の高原に、家族と引っ越してきた。荒れた土地とボロボロのトレーラーハウスを見た妻モニカは、いつまでも心は少年の夫の冒険に危険な匂いを感じるが、しっかり者の長女アンと心臓に病を持つ弟のデビッドは、新しい土地に希望を見つけていく。

 まもなくして、毒舌で破天荒な祖母(モニカの母)も加わる。だが、水が干上がり、作物は売れず、追い詰められる事態となる。水道水を使用し、作物は収穫出来たものの、今度は自宅の水道が使いすぎて、利用出来なくなる。上手くいったと思えば、何処かが上手くいかなくなるストーリーになっている。


感想

 最後まで見ていて面白かったです。途中、祖母が出て来た位から面白くなるのですが、その祖母のあくが強く、自分は好きでした。祖母と孫のデビットは始めデビットが凄く嫌うのですが、成り行きで、何故か仲良くなっていく様子が面白く感じました。
 農業でひと山当てたい夫と、不安がいっぱいの妻が喧嘩ばかりし、収穫した作物の小屋が燃えてしまいますが、それがきっかけに最後は家族がまとまり、後味のいい映画でした。
 ちなみに、ミナリとは韓国語で香味野菜の事だそうです。