「告発」の感想 後世に残すべき映画!
今回は実話を元に製作された「告発」を久しぶりに見ました。
あらすじ
ある日、ヘンリーは脱獄を図るが他の囚人の裏切りにより、失敗に終わる。そして、ヘンリーは光の届かない地下牢に1000日間収監される事となる。地下牢から出たヘンリーは、食事中に刑務所内で裏切った囚人を殺害。その弁護に当たったのは新人弁護士ジェームズだった。
ヘンリーは元々、自分と幼い妹の為に5ドルを盗み、25年の刑を受けアルカトラズ連邦刑務所へ収監されていた。
ジェームズは、ヘンリーと話すうちに刑務所の虐待の実態を知り、公判中にアルカトラズ連邦刑務所を告発した。
判決の日、陪審員は囚人を殺害した罪によって、ヘンリーを再びアルカトラズ連邦刑務所に送る事を決めたが、同時に刑務所の実態を調査する様にした。この事件がきっかけとなり、アルカトラズ連邦刑務所は閉鎖に追い込まれた。
感想
アメリカ合衆国サンフランシスコのアルカトラズ島。今は観光地になっていますが、こんな酷い事件があったとは全く知りませんでした。非人道的というか、囚人を更生させる所なのに、泥棒を殺人犯に変えてしまっては、全く意味がありません。この映画は後世に残すべきものだと感じました。
死刑になると言われていたのに、弁護士ジェームズは連邦刑務所(=国)を訴える姿が勇敢で、格好良かったです。
ヘンリーが再び刑務所に戻るシーンは俺達は勝ったと言っているのですが、自分はまた拷問が待っているのかと考えると、胸が痛くなりました。
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