ネズミの映画ブログ

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「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の感想

 今回は「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」を見ました。

あらすじ

 伝説の殺し屋ファブルは、少女に売春をさせていた組織の者が次々と殺害した。その中の1人である金髪の男を立体駐車場で殺した。車の中には当時16歳のヒナコが泣いていた。しかし、殺した男の足がアクセルを踏んでしまった事から車は急発進。ファブルは中にいるヒナコを助け、姿を消した。

 それから4年後。“子供達を危険から守るNPO団体”代表の宇津帆は表向きはその名の通りに子供達を守る活動をする一方、裏では殺し屋である部下の鈴木と共に金持ちの親を持つすねかじりの若者から大金を巻き上げては殺害し、失踪したかの様に見せかける悪事に手を染めていた。ヒナコは4年前の事件で足を怪我し、車椅子生活となり、宇津帆の表の顔の手伝いをしていた。

 一方、ファブルはボスから1年間、誰も殺さず、一般人として暮らせとのミッションを課せられていた。ファブルは佐藤アキラという偽名を名乗り、相棒のヨウコと兄妹を装って、生活を送る事にした。ファブルは、かつてお世話になった事のあるデザイン会社“オクトパス”でアルバイトをしていた。
 ヒナコは公園の鉄棒に掴まり、立ち上がる訓練をしていた。そこにたまたま通りかかったファブルは、このヒナコが4年前に助けた少女だと気付く。ファブルは宇津帆の団体から依頼されたチラシの納品の為、事務所を訪れ、ヒナコに出会う。ファブルは宇津帆に悪人の臭いを感じ取り、鈴木は殺しのプロである事を見抜く。

 一方、宇津帆の次のターゲット、オクトパス社員の貝沼が、鈴木に拉致される。ファブルは、鈴木を宇津帆の団体事務所付近で見つけ、貝沼君を返してほしいと要求。井崎(宇津帆の雇った調査員)は貝沼から、ファブルの居場所を聞き出し、鈴木は拳銃を持って、ファブルの隠れ家に向かった。隠れ家で待ち構えていたのはヨウコだったが、あっという間に鈴木は叩きのめし、拘束してしまう。
 その頃、貝沼は井崎の隙を突いて逃げようとしたが、井崎の車に轢き殺されてしまう。それを知ったファブルは、鈴木を解放。
 事務所に帰った鈴木は、宇津帆に井崎を始末した事、佐藤アキラの正体はファブルである事を報告。宇津帆は、ファブルが殺した金髪の男の兄であり、復讐しようとしていた。
 宇津帆は、ヒナコに両親の喉を斬って殺したのはファブルであり、アキラの正体はファブルであると告げた。これに目の色を変えたヒナコは自分にも、拳銃を貸してほしいと言い出し、宇津帆は銃を貸した。

 ファブルは宇津帆の事務所がある団地で、宇津帆の手下達と死闘を繰り広げる。何とか手下達を振り切ったファブルは鈴木が車で逃走するのを目撃し、ヨウコに後を追うよう指示。ヨウコは鈴木の後を追ったが、捕らえられてしまう。
 その頃、宇津帆はヒナコの乗る車椅子を押しながら、林の中を進んでいた。そこに鈴木がヨウコを連れ、木に縛り付ける。宇津帆はヒナコに、ヨウコを撃つよう指示したが、ヒナコが撃ったのはヨウコではなく何と宇津帆だった。
 宇津帆は防弾チョッキを着ており、無傷。ヒナコは宇津帆に「私の両親を殺したのはお前だ。警察は喉を斬って殺されたなんて一言も言ってない。」と告げる。宇津帆は笑いながら、ヒナコの両親を殺した事を認めた。
 怒りに燃えるヒナコは必死で車椅子から立ち上がり、2、3歩進んだが、宇津帆はヒナコの足元に、地雷が仕掛けられている事を告げる。ヨウコは、鈴木にヒナコを助けるよう説得。

 ファブルはヨウコの拘束を解き、ヨウコが宇津帆を銃で牽制している間に、ファブルは鈴木にショベルカーを運転させ、バスケットをヒナコの足元に当てて爆風除けにすると、無事に地雷から引き離す事に成功。
 宇津帆はヒナコに手榴弾を投げ、鈴木は宇津帆の額を撃って射殺。宇津帆の死体は鈴木の手によって、殺された若者達と同じ場所に埋められた。

感想

 漫画も前作も見てなかったのですが、アクションシーンが沢山あり、楽しめました。団地全体を覆う足場での戦いは圧巻でした。殆どスタントマンなしで岡田君がやってるって…マジかよ!と思う程、激しかったです。
 少し笑いもあり、ファブルが猫舌だったり、宮川大輔さんが出ていたりするのですが、オクトパスでのサンタの会話が一番面白かったです。