ネズミの映画ブログ

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「新解釈三国志」感想 福田監督の作品やっぱり好きだ!

どうも、ネズミです。
 金曜ロードショーで放送された「新解釈三国志」を見ました。

あらすじ

 時は、魏(ぎ)・蜀(しょく)・呉(ご)の三国時代
 黄巾(こうきん)が率いる逆賊、 黄巾党が国の転覆を企んでいた。蜀の将軍である劉備(りゅうび)は関羽(せんう)、張飛(ちょうひ)と共に黄巾党に対抗する為、義勇軍を結成し、 黄巾党を倒して行く。
 同じ頃、 漢の衰退の混乱に乗じて、暴君の董卓 (とうたく)が成り上がっていた。董卓は帝が幼い事を利用し、国の実権を握り、 用済みになった帝を処刑するなどの圧政を敷いていた。劉備や呉の王である孫権(そんけん)らは、反董卓軍を結成。魏の将軍、曹操(そうそう)と手を組み、20万の大軍を率いる董卓の拠点に集結した。

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 董卓の将軍、呂布(りょふ)が名馬(赤兎馬)に乗って登場。 槍一振りで次々と、反董卓軍の兵士をなぎ倒していく呂布に、張飛が戦いを挑む。2人の戦いに関羽も加勢し、両者引き分けに。戦いは反董卓軍が優勢に進み、 董卓軍は追い詰められ、後漢の都である洛陽(らくよう)へと退却。
 しかし、結束しなければならないのに、反董卓軍は内部で、不協和音が生じて解散。そこで、劉備が考えた新たな作戦は、美女を送り込み、2人を誘惑し、仲間割れをさせる事。
 劉備は絶世の美女、貂蝉(ちょうせん)を董卓に差し出すと、作戦通り、董卓呂布貂蝉に誘惑され、仲間割れを起こした。呂布董卓を殺し、 貂蝉に騙されたと気づき、貂蝉も殺す。
 劉備は、新たな軍師として、稀代の天才と言われる孔明(こうめい)を雇い入れる。

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 一方、事実上漢の実権を握っている曹操は、将軍と参謀から、劉備孔明を雇った事を聞く。劉備孫権と手を組む事を恐れ、曹操は帝の勅命を得て、劉備孫権を逆賊にする事を思い立つ。
 劉備孫権は同盟を組み、 長江の赤壁で、曹操軍を迎え撃つ事に。これが、三国志の物語で有名な「赤壁の戦い」。
 曹操軍は総勢80万なのに対し、劉備孫権の連合軍はわずか3万。不利な状況だったが、曹操軍が出陣する日、曹操軍の陣地では疫病がはやり、戦える状況ではなくなってしまう。そこから、風向きを考慮し、曹操軍を火攻めで勝利を収めた。

感想

 福田雄一監督の作品やそこに登場する役者さんが好きなので、とても面白かったです。「勇者ヨシヒコ」に出ている山田孝之さん、「今日から俺は!」に出ている賀来賢人さんや橋本環奈さん、いつも出てくる佐藤二朗さんやムロツヨシさん等、ストーリー上無関係のやりとりが、とても好きです。
 絶世の美女、貂蝉渡辺直美さんが演じ(?)、踊る姿はとても可笑しかったです。呂布貂蝉の正体を明かすのに、渡辺直美さんの仮面の下には、広瀬すずさんが登場し、顔ちっさと思わず声が出てしまいました。
 今回、劉備を演じた大泉洋さんでした。戦が嫌いで小心者だが、民に慕われている将軍という設定にピッタリな役でした。
 福田監督の作品が好きな方なら、是非とも一度は見る事をお薦めします。あまり知らない方は、こんなの映画にする必要あるのという感じなので、見なくていいと思います。