ネズミの映画ブログ

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「天空の城 ラピュタ」の感想 ジブリ作品の中で1番好き!

 8月12日金曜ロードショーの「天空の城ラピュタ」を見ました。

あらすじ

 少女シータは「飛行石」を身に付け、政府機関の飛行船に捕らわれていた。そこに、ドーラ率いる海賊達が襲う。狙いはシータと飛行石だったが、彼女は飛行船から落ちてしまう。
 鉱山の町に住む見習い機械工の少年パズーは、飛行石の持つ浮力によりゆっくり降ってきたシータを助ける。

 シータはムスカのいる政府機関に再び捕らわれるが、ドーラと共にパズーはシータを助ける。飛行石の光により、政府機関はラピュタへ向かう。先回りしようとするパズー達だったが、政府機関に見つかり、攻撃されてしまう。そこで、パズーとシータ、海賊達は別れてしまうが、ラピュタに辿り着くのだった。

感想

 ジブリ作品の中でも1番好きで、何回見ても面白いです。大人になってから見ると、ラピュタの科学や技術を使い、世界征服を企むムスカはとんでもない悪党。軍の奴らを人がゴミのようだという台詞はとても印象に残ります。
 シータとパズーはそんな悪いムスカから、ラピュタを滅ぼす呪文バルスを言う前に、パズーが銃を捨てた時は、自分達が死ぬ事を決意した気持ちが伝わり、結末は分かっているのに心がジーンとします。
 あと、ジブリ作品全体で好きなのは登場するお婆ちゃんです。ラピュタではドーラ、となりのトトロではカンタのおばあちゃん、千と千尋の神隠しの銭婆婆、紅の豚に登場するピッコロ社のばあちゃん等、ちょっとマニアックな所までいってしまいますが、みんな暖かくて、個性的なキャラクターです。とは言っても、ラピュタのドーラはまだ50才なので、見た目はお婆ちゃんでも実はまだ若い(..;)

 最後に笑える所も好きで、ドーラ率いる海賊の息子達が親方と対決している所や、パズーとシータの乗った蒸気機関車を自動車で追い掛けるのに、「ママ、落ちるぅ~」と言う所は笑いました。1番笑ったのは、滅びの呪文を言った後、ラピュタが空高く上がるのに、ドーラが飛行機から誰か降りろと言った場面は、面白かったです。