ネズミの映画ブログ

あらすじと感想を書いています!

「1917 命をかけた伝令」の感想 プーチン大統領が見ても、この映画の良さはチンプンカンプンのプーチンさん!

どうも、ネズミです。
 今回は2020年アカデミー賞作品賞にノミネートされた「1917 命をかけた伝令」を見ました。

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あらすじ

 1917年、第一次世界大戦下の西部戦線ではドイツ軍の後退が始まり、イギリス軍は追撃に出ようとする。しかし、それはドイツ軍の罠だった。
 危機が迫る最前線への通信手段が途絶える中、兵士トムウィルが呼び出され、翌朝までに作戦中止の伝令を受ける。最前線には1,600名の兵が所属し、その中にはトムの兄ジョセフもいる。トムとウィルは、どこに敵がいるか分からない危険な戦場を進んでゆく。

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感想

 伝令を受けた後、最前線に行く為にトムとウィルの2人の前に、戦場で亡くなった人や馬が登場しますが、あまり緊張感が伝わらず、つまらないなぁと思っていました。見ているうちに、ドイツ軍が撤退後の塹壕の洞窟で、爆発する仕掛けにネズミが引っかかる辺りから、面白くなってきます。
 空中戦を見ていた2人は、墜落したドイツ軍の兵を助け出します。ウィルはすぐ殺そうとしますが、トムは井戸から水を汲みに行くようウィルに言います。トムは優しい人だなぁと思った矢先、ウィルが井戸に行っている間に、トムはドイツ軍の兵に刺され、まさかまさかで死んでしまいます。落胆するウィルでしたが、トムの遺品を兄へ届けるという思いが伝わり、ウィルは強い人だなぁと感じました。

 ウィルはドイツ軍の兵と銃撃戦になったり、逃げ回ったり、イギリス軍の最前線の第一陣が出陣する所は、その場にいるかのような臨場感がありました。
 ウィルは最後まで生き抜き、伝令を早く伝える為に塹壕から抜け出す勇気に心打たれました。
 最後に、戦争ものはあまり好きではない自分でも見易かったです。プーチン大統領が見ても、この映画の良さはチンプンカンプンのプーチンさんだと思いますが、とても良い映画でした。

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